潜在意識について
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潜在意識について
潜在意識とは、脳の90%以上を占める領域で、私たちの行動パターンや過去の記憶、価値観などが蓄積されています。
私たちは、この潜在意識に影響されて日々の生活をおくっています。
それに対し、脳の10%未満の領域を顕在意識といい、私たちの思考や意識的な行動は顕在意識によるものです。私たちは普段たった10%未満の脳で悩み、問題解決をしようととこころみます。その結果私たちは、なかなか思うように問題が解決されず、悩みだけが頭の中をグルグルとまわってしまうのです。
この潜在意識の特徴を知っておくと、とても役にたちますので、ここに紹介します。
1.言葉よりイメージに強く反応する。
潜在意識とのコミュケーションは言葉ではなくイメージにより行われます。
イメージとは、視覚 (映像) のみならず、聴覚と触運動感覚 (味覚・嗅覚・触覚・体に反応として表れる感情) も含まれます。
2.感情が伴ったものに強く反応する。
感情が伴ったものに、潜在意識は強く反応します。
楽しいことほどすぐに覚えられるのは、この潜在意識の特徴からきているのです。
逆にネガティブなものには、もっと強く反応します。
これは、動物の世界ではネガティブな物に反応できなければ種を保存できないからなのです。しかし、人間の社会ではネガティブなものが即生命の危機に関係していることは少ないので、この特徴がマイナスに働いてしまっています。
3.反応が反射的である。
これも動物の世界で種を保存するために重要な要素となります。
それは、危険な状況に常に瞬時に反応できなければ種を保存できないからです。
しかし人間社会の場合、この反応力がネガティブな方向に働きすぎると、やはり生きずらい状況となってしまいます。
もちろんポジティブなことであれば、全く支障はないどころか、とても役にたつものとなります。ようするに、その特徴が都合のよい方向に生きるかどうかということです。
4.繰り返されるものを重視する。
繰り返し起こる状況を、潜在意識は重要なものと認識し、しっかりと記憶します。
学習は繰り返すことで、しっかりとした記憶になっていくのは、この潜在意識の特徴を利用しているのです。
5.現実と想像の区別がつかない。
潜在意識は、現実と想像の区別がつきません。
例えば、レモンを食べていることを想像すると、実際にレモンを食べているわけでもないのに自然に唾液がでてきます。
6.正邪や論理的な思考能力がない。
潜在意識には、論的判断というものがありません。
ですので、
ネガティブなことばかり考えていると、潜在意識はそれをその本人が望むものだと勘違いしてしまうのです。
ちなみに、思考というものは潜在意識ではなく、顕在意識で行われます。
ですが、90%以上を占める潜在意識の方があきらかに顕在意識よりも支配力が大きいため、私たちは、思った通りの行動ができないのです。
7.インターネットの検索エンジンのようにキーワード検索する。
例えば、よく緊張してしまう人が「緊張しないぞ」「緊張しないぞ」と唱えると、実際はさらに緊張してしまいます。
それは、潜在意識が「緊張」という部分をキーワードと認識し、緊張についてのことだけが頭の中をめぐってしまうからなのです。
これはインターネットの検索エンジンととても似ています。
緊張したくないのであれば、「リラックスする」などの言葉を用いるとよいでしょう。
また、インターネットが多くのコンピュータ同士を繋いでいるのと同じく、潜在意識も自分以外の宇宙・地球・動植物・その他、見えるもの・見えないもの全てと繋がっています。ですので、検索するキーワードによって、自分の脳のみならず、まわりの全てから情報をキャッチできるようになるのです (必要な本・人間関係・技術・情報など) 。
8.他人と区別ができず、すべてのことを“私”と認識する。
潜在意識は、他人と自分を区別することができません。
ですので、他人のネガティブな話をきいているのに、なぜか自分がネガティブになってしまったりするのです。
逆に、よい人間関係を築くことで、この特徴はよい方向に働きます。
9.時間や空間を認識することがなく、常に「今」であり、「ここ」である。
潜在意識には時間や空間を認識することができません。
だから、私たちは辛い過去を思い出すと、まるで今起きていることかのように感情がよみがえるのです。
願望達成法では、この特徴を上手に利用しています。
望ましい未来を想像し、よりよい感情を得ることで行動力に結びつけるといった使い方をしているのです。
10.適切な質問には、適切な答えを返してくる。
潜在意識への質問は、適切なものとそうでないものがあります。
この適切な質問とは、どんな答えを得たいのかという目的が明確になっている質問です。
例えば私たちは、悩み事を抱えていると、「どうしよう」と考えます。
しかし、「どうしよう」という質問には潜在意識はこたえてくれません。
なぜなら、“考える”ことは顕在意識によって行われるからです。 この場合の適切な質問とは例えばこんな感じです。
「この悩みが解決したらどうなっているだろう」
これは、悩みが解決した結果 (目的) を想像する質問です。想像は五感を用いますので潜在意識が担当します。 そして、こうした適切な質問には潜在意識は適切な答えを返してくれるのです。
11.3歳児くらいの幼児と似ている。
潜在意識は3歳児くらいの幼児だと思えばよいと言われています。
幼児は、言葉をあまり多く知りませんので、映像や音によく反応します。
潜在意識もイメージに反応します。
幼児は、正しいとか間違っているという判断がつきません。
潜在意識も正邪の判断力がありません。
幼児は、欲求が満たされないと、泣き叫びます。
潜在意識は目的が満たされないと、さまざまな問題となる行動や反応として、本人に訴えかけてきます。
幼児は、認めてもらえないと行動ができません。
潜在意識は、ありのままの自分を受け入れてもらえないと次の行動に進めません。
12.催眠状態のときに働きやすい。
催眠状態のときには、潜在意識と顕在意識の間にあるクリティカル・ファクターという膜 (物理的に存在いしているわけではない) が外れます。
すると、顕在意識と潜在意識との間の情報交換がスムーズになるのです。
13.並列処理をする
私たちが“考える”時、一度に複数のことを同時に、しかもバラバラな順番で考えるということはしません。それは考えるという行為が顕在意識によるものだからです。
しかし、潜在意識の場合は順番がバラバラで、主にその時に興味があるものが中心です。