セラピーの事例

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子供がゲームにばかり集中し、他の事に手がつかない。

Uさん 30代 女性 (主婦)


Uさん「子供(長男)がテレビゲームばかりしていて、他のことには集中できません」
  「なんとかならないでしょうか」



実際には、このこと以外にも、お話はあったのですが、
ここではこのことだけに絞って事例として紹介致します。

ご家族は4人家族で、男の子2人とご夫婦で暮らしています。



鈴木「そうですか。お子様は好きなことに集中できるのですね」

鈴木「では、これまでテレビゲーム以外に、何か集中できたものはありますか?」

Uさん「以前は、将棋にはまっていました

鈴木「将棋ですか。いいですね。それは、ご両親にとって望ましいのですか?」

Uさん「はい、以前は将棋教室にも通っていました」

鈴木「将棋は、今もやりますか?」

Uさん「いいえ・・以前は、主人と子供で将棋を楽しんでいましたが、
   将棋教室でマンガばかり読んでいた時期がありまして、
   それでは、意味がないということで、主人が無理やり将棋教室をやめさせたのです
   それをきっかけに、将棋そのものをやらなくなってしまって、
   今では、興味を示しません」

鈴木「以前は、興味があったのですね
   ではその後、親子で将棋をやってみたりはしましたか?」

Uさん「ええ・・私(母親)が相手になりましたが、
   あまりに私が初心者であるせいか子供がすぐに飽きてしまって・・
   主人とは、将棋教室を無理矢理やめさせたせいか、一緒にやろうとはしません」

鈴木「そうなんですか
   では、あなた(母親)とご主人で、将棋をやったことはありますか」

Uさん「それは無いですね~・・・」

鈴木「では、あなた(母親)とご主人で、将棋をやってみましょうか
   もちろん、お子様が家にいる時にです
   これは、できそうですか?」

Uさん「それなら、簡単にできそうです」



さて・・・ここで伝えている“ご夫婦で将棋をやっていただく”という課題を
実際に行っていただきました。
すると後日、とても嬉しい報告がありました。



以下、報告の内容です。
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主人に話して、次の日から早速夫婦で一致協力して始めました。
二人で楽しそうに将棋を始めたところ、
子どもたちがゲームをやめて集まってきました。
私たちの将棋に首を突っ込んできて、いろいろと助言をしていましたが、
そのうち隣りにもうひとつ盤を持ってきて、二人で将棋をやり始めました。
勝負がすぐつくと、今度はママとやろう、パパとやろうと、交流戦になりました。

目を輝かせて、楽しそうに将棋の話をする長男を見たのは、ほんとに久しぶりです。
以前は主人と毎日のように将棋をしていたのですが、
将棋に興味を待たなくなってから、誘っても全然乗ってきませんでした。

次男はあまり将棋は好きじゃないと言ってたのに、
私としようと言って、二人で真剣に対局しました。
私が負けると、すごく自信がついたみたいでした。
(わざと負けたのではなく、実力です)

次の日も、その翌日も子どもたちから将棋しようと言ってきました。
長男は、主人に勝ったり負けたり好勝負のようで、
喜んだり、悔しがったりしながらも私にいろいろと解説してくれます。
以前はサッパリわからなかったので、いい加減な返事をしていましたが、
今はわからなくても一所懸命聞いています。

沈滞感の漂っていた我が家の雰囲気も、なんだか変わってきました。
将棋をやめると、相変わらずゲームをやり続けているのですが、
今までとなにか違う感じがします。
活気がでてきたんでしょうか。

具体的で、小さなことで、無理なくできて、楽しくて、おまけに夫婦も仲良くやれて
素晴らしい方法を、ほんとにありがとうございました。

答えはほんとに簡単なところにあるのですね。
これからの生き方すべてにつながってくるものだと、わかりました。
簡単なことを、わざわざ複雑にしてしまって、
見えなくしてしまっていることが、いっぱいあったんだなあと思います。
感謝申し上げます。
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ここでお話した内容は、
問題に対して、どのような視点で捉えると良いかということです。
その中でも、今回のご相談は、皆さんに伝わりやすいものでしたので、
紹介させていただくことにしました。


多くの場合、子供に何か問題があると、


1.子供に、“何かをやらせる”
2.子供に、“何かをやめさせる”



という視点になりがちです。
もちろんそれで、うまくいくこともあります。
しかし、それでもうまくいかない場合もあるのです。
それだけでなく、何か別の問題につながってしまうことも多くあります。



そこで、もう少し視点を広く見るようにします。

それは、うまくいっていることを、
子供だけでなく、家族全体中から見つけるようにするのです。



この場合のうまくいっていることは、以下の通りです。


1.子供(長男)は好きなことに集中できる
2.子供は以前、将棋が好きであった
3.以前は、父親と将棋を楽しんでいた(将棋のレベルもほどよい感じ)
4.母親とは、将棋教室をやめた後でも将棋をやったことがある


心の問題の多くは、問題の原因を探るよりも、解決の糸口を探る方が効率的です。
そして、その解決の糸口は、問題を抱える本人の中にあるだけとは限りません。
家族であれば、問題解決の糸口を家族全体から探ることもできるのです。


そして、問題解決の糸口は、ほんの小さな行動であることが重要です。
つまり、誰一人としてリスクを負わず、簡単にできることであることが重要なのです。


たとえそれがお子様の問題であったとしても、親が無理をしすぎてしまったのでは、
今度は、親が心の問題を抱えてしまいます。


子供を育てるご両親の多くは、
自分自身が辛くなってしまうような行動をとってしまいます。
そして、そのことにより、子供だけでなく、ご両親の自尊心が失われているのです。
ですから、お子様の心の健康よりも先に、まずはご両親の心の健康が大切なのです。




人と接するのに恐れを感じる

Mさん 30代 男性 (会社員)

Mさんが一番悩んでいることは、対人における“恐れ”という感情です。
彼は人と接することや、誰と話しても“恐れ”を感じて話せなくなってしまうとのことでした。
それは、恋人と話すのです らそうなってしまうとのことでした。
しかも、人と接するのが恐いのに孤独が耐えられないのでさらに苦しい状況でした。
つまり、恐れと孤独の狭間で苦しんでいたのです。

鈴木はそんなMさんの辛い話の中、ひとつの言葉に注目しました。それは・・・

    「誰と話していても恐れを感じる」

という言葉です。この言葉は、どんな人物と話していても恐れを感じるという意味ですが、私はこの中に“例外”というものがあるのではと感じました。
そこで、鈴木はMさんにこんな質問をしてみました。

鈴木「もし、あなたが安心してお話しができていたとしたら、
  その相手はどなたですか?」

この質問の後、彼はしばらく考え込み・・・
思い出したかのように、Mさんはその質問に答えてくれました。

Mさん「旧友なら大丈夫。旧友なら安心して話せる」

思った通り例外はありました。
早速、鈴木はこの例外である旧友をセラピーに用いました。
鈴木がしばしば用いる心理療法に「NLPのパート統合」というワークがあります。
このワークのながれは、まず左の手のひらに問題を抱えいてるネガティブな自分を想像し、
右の手のひらに問題が解決したポジティブな自分を想像します。
次に左右の イメージを混ぜ合わせ、無理のない状態を中心に導き出します。

鈴木「苦手な相手と話している自分に色や形があるとしたら、
  どんな色だと思いますか?
  どんな形だと思いますか?
  それを左の手のひらの上に載せてください」

Mさん「灰色・・形は三角形かな・・」

鈴木「重さはどうでしょう・・何か音はきこえますか?」

Mさん「軽い・・音は・・きこえないかな・・」

鈴木「では、旧友と話している自分に色や形があるとしたら、
  どんな色だと思いますか?
  どんな形だと思いますか?
  それを右の手のひらの上に載せてください」

Mさん「色は緑・・形は丸・・包ガン玉くらいの重さ、大きさかな・・
  音はきこえない」

その後鈴木は、左右の手を合わせて、両手をこすりあわせるよう誘導しました。
そして、両手を目の前で水をすくうような形に開いてもらいました。
すると、Mさんの両手の上には、“黒いマリモ”がイメージとしてあらわれました。
その黒いマリモは、苦手な相手と話している自分と、
旧友と話している自分を統合した姿でした。
鈴木は、その黒いマリモを胸の中に取り込むよう誘導しました。

鈴木「その黒いマリモを胸の中に取り込みます・・。
  息を吸うたびに、黒いマリモは大きくなって、体中に広がっていきます。
  そして息を吐くたびに、暖かいマリモのエネルギ ーが体からあふれ出し、
  あなたの体全体をやさしく包み込んでいきます」

Mさんに対し、このように誘導するとMさんの目からは涙がこぼれおちてきました。
そして、Mさんは私に対しこのように伝えてくれました。

Mさん「『申し訳ない』という気持ちです。
  なんだか、『申し訳ない』という気持ちなんです」

鈴木は、その言葉に対しこのように伝えました。

鈴木「その『申し訳ない』という気持ちは、体のどこにありますか?
     「喉・・・・・・・・・・・・・・・」
         「胸・・・・・・・・・・・・・・・」
             「胃・・・・・・・・・・・・・・・」
                 「下腹・・・・・・・・・・・・・」

Mさん「胸・・かな・・・」

鈴木「では、その胸にある「申し訳ない」という気持ちと一緒にいてあげてください。
  息を吐くたびに、胸にあるその「申し訳ない」という気持ちに近づいていきます。
  そして 胸にあるその感覚としばらく一緒にいてあげてください・・・」

このように、鈴木はさらにMさんの感情を局在化することで、Mさん自身が問題の解決に向かうよう導いてみました。
これは、フォーカシングという体に表れる感情に対して行うワークです。


Mさん「胸が・・『もういいよ・・もういいよ・・』って言ってます・・」


胸の感覚は、Mさんに「もうよい無理をするな・・」とメッセージを送ってくれました。
Mさんはそれまで、うまくいかない自分自身をとことん攻めていたのです。
Mさんは、自分自身を認めることで、その辛い状況から解放されていきました。


Mさん「体が軽くなった感じがします・・・」


まずは、心が楽になることから始まり、そして、さまざまな心理療法をさらに行い、
心だけでなく、行動パターンが変化していきます。


メンタルサポート幸せの泉では、
1回の個人セッションで3~5種類の心理療法を行います。
それも、単に複数用いるわけではありません。 クライアント様の状況を見て、そのクライアントに適したワークを複数用いるのです。
このような方法を用いるのは、短期間でクライアントが抱える問題を解決していただきたいからです。




買い物がやめられない

Yさん 30代 女性

借金をしてまで物を衝動買いしてしまうというYさんが相談にみえました。
Yさんのお話を伺ったところ、昔のYさんは特に衝動買いをするようなことは無かったとのことでした。
実はYさんの衝動買いは、私生活での問題、職場での問題が積み重なり、満たされない気持ちを物を買うことで満たそうとする行動でした。
鈴木は、Yさんに2つの方向から心理療法をためすことにしました。
ひとつは、行動面として最も困った状況になってしまっている“衝動買い”そのもの。
そしてもうひとつは、“衝動買い”に結びついている私生活や職場の問題です。
まずは、苦手な人間関係を解消していただくために、イメージを用いた心理療法を複数試みることにしました。

“衝動買い”そのものについては、買わずに済んだときがあるという例外を知ったため、衝動買いをしたときと、しないで済んだときの差異を徹底的に探りました。
そして、その違いを認識し、衝動買いをせずに済んだときの行動パターンを行っていただくことにしました。
Yさんの場合は、衝動買いする時に歩く道と、全く買わずにすんでいる時に歩く道が違うことがポイントでした。
このようなことから、Yさんに衝動買いを止めさせるのではなく、歩く道 (ルート) だけ変えてもらうことにしたのです。
すると、それと連動するように衝動買いそのものをしなくなりました。

人間関係については、氷がゆっくりと溶けていくようなペースで少しずつ改善していきました。

衝動買いは一般的には解決が難しい部類に属します。
しかし、ご本人が解決したいという気持ちと、解決の為の糸口があれば、このように問題解決に結びつくこともあるのです。
その場合、衝動買いそのものだけに焦点を当てるよりも、むしろそれは潜在意識からの何らかのメッセージであると捉え、そのメッセージを満たしてあげることにも力を注いだ方がよいのです。




仕事でミスが多すぎて困る

Sさん 30代 女性

仕事でミスが多いというSさん。
しかし鈴木は、このSさん話を聞く中で、このSさんが素晴らしい発想力を持っていることに気づきました。
そこで、Sさんの資質ともいえる発想力を無理矢理つぶしてしまうよりも、Sさんが自分に持っている能力に気づいてもらい、自尊心を高めてもらうことに焦点をあてました。
その後Sさんは、本来の自分自身に適した方向性を見いだすことができたため、無理に今の仕事を続けるよりも、自分に最も適した道に磨きをかけて、ゆくゆくはそちらの道に方向転換することを意識するようになり、関心が“失敗しやすい仕事”から“自分にとって上手くいく仕事”に向くようになりました。
関心が別の方向に向くことで、まわりの変化ではなく内面のよい変化が起き、結果的にご自分が幸せな時間が増えました。




会社に行けない

Kさん 30代 男性

会社に行けないというKさん。家では家族に感情的になりすぎてしまい、外にも出れない、出るのが怖いという状況でした。
Kさんには、何度かイメージを用いた心理療法を行ったところ、ご自分の過去がうまく精算できていないのが原因でした。
そして心理療法を何度か試みたあと、大きな改善がみられなかったため、ボディーワークであるレイキを試してみることにしました。
すると、たった1度のレイキで外出できるようになりました。
今では、会社にも行けるようになっています。
そして、さまざまな問題があったKさんですが、その一方で、ものすごい発想力に恵まれた方でした。
Kさんは、こちらから簡単な行動課題を与えると、それを工夫して、より効果的なワークを自分自身で創造してしまうのです。
こうした天才的な発想は、その人独自のものです。
セラピストは、その人の素晴らしい面を拾い上げて、ご本人に伝えてあげることもひとつの役割です。
今では、すっかり自信を取り戻し、新しい可能性を充分に感じながら生活しています。




物が片付けられない

Yさん 20代 女性

物が片付けられないというYさん。
話を伺ってみたところ、どうやら物を片付ける習慣そのものが今まで無かったようです。つまり自分のご両親も含めて片付けられない状態だったわけです。
しかし、さらに話を伺ってみたところ会社では物をしっかり片付けるのだそうです。
その理由は、
「自分の物ではないので、大切にしないといけない」
「片付けていた方が仕事がはかどる」
という気持ちからくる行動でした。
つまりYさんの場合は、“片付ける能力がない”わけではないのです。
鈴木は、まずYさんにイメージワークによる誘導を行ってみました。
イメージワークは、その人の抱える問題を動植物や物に例え、それと対話することで、その問題自体の解釈を変えていくワークです。

鈴木「Yさんが今抱えている問題を動物・植物・物などで例えるとしたらどんなものが思い浮かびますか?」

Yさん「怪物・・かな・・」

鈴木「そう・・怪物なんだ。ではその怪物をよく観察してください。どんな姿をしていますか?」

Yさん「ちょっと怖い・・」

鈴木「そう・・ちょっと怖いんだ。では、それに近づいて『こんにちは』と挨拶してください」

Yさん「こんにちは」

鈴木「では、Yさんの意識だけ抜け出して、怪物の中に入ってみてください。そして怪物の視線でYさんを見てください。怪物の目から見てYさんはどんなふうに見えますか?」

Yさん「怖がってる・・」

鈴木「そう・・怖がってるんだ・・。では私から怪物に質問します。あなたはYさんのことをどう思っているのですか」

Yさん「小汚い怪物だからって嫌わないでほしい」

鈴木「嫌わないでほしいんだ・・。ではYさんに何をしてもらいたいですか?」

Yさん「仲良くしてほしい」

鈴木「仲良くしてほしいんだ・・・。では、あなたはこれからどうなっていくのですか。もしYさんがあなたのいうとおりにしたとしたら、どんな姿になるのか、今私に見せてください。わたしが数を5つ数えたら変身してください。5、4、3、2、1、ハイ」

鈴木「ではイメージから出てYさんに戻ってください。Yさん、目の前のイメージはどんなふうに変身しましたか」

Yさん「観葉植物になりました。すごく嬉しそう」

鈴木「そう! すごく嬉しそうなんだ。では、その観葉植物を胸の中に入れてみましょう。」

鈴木「・・・・どんな感じがしますか」

Yさん「もう嫌われない。嬉しい。すごく安心感があります」

鈴木「その嬉しくて安心した感じを体のどこで一番強く感じますか」

Yさん「胸に感じます」

鈴木「その胸に感じている安心感を思い出すのにピッタリのポーズや合言葉を決めてください」

Yさん「 (胸に手をあてて) 大丈夫・・」

鈴木「では胸に手をあてながら『大丈夫・・大丈夫・・』ともっと言って、胸の感覚を充分に味わってください」

Yさん「大丈夫・・・大丈夫・・・大丈夫・・・」

鈴木「あなたの胸の中にあるイメージに向かって感謝しましょう『ありがとう、これからはいつも一緒だよ』と言ってあげてください」

Yさん「ありがとう。これからはいつも一緒だよ」

鈴木「体の感覚を充分に味わったら目を開けてください」

このイメージワークにより、Yさんは今まで見て見ぬふりをしてきた、自分の部屋に向かい合うことができるようになりました。
そしてその後のYさんのセラピーは、
解決志向ブリーフセラピーを積極的に用いることにしました。
解決志向ブリーフセラピーでは、小さな行動に焦点を当てます。
そして、小さな行動の変化は、大きな行動の変化に結びついていくのです。
まずYさんは、手にとったものは床には置かず、捨てるかもしくは収納するかするという小さい行動をとることにしました。
それと目についたゴミは手にとり、ゴミ箱に捨てるという行動もとるようにしました。
このように小さな行動に変化をつけることが本人に無理をかけないコツです。
また、完璧さを求めず、ご本人にとってうまくいっていると感じていることも重要です。
そして部屋が片付いた後のヴィジョンとして、恋人を家に招くという望ましい目標を立てて行動しました。
その後、Yさんの部屋は少しずつ片付きはじめ、片付けという方向に関心が向いたため、よりいっそう片付けに使う時間が増えていきました。




>>>さらに、音声収録されたお客様の声も、どうぞ