アスペルガー症候群の病院について
○アスペルガー症候群の病院について

アスペルガー症候群に関しては、専門医でもADHDと間違えることが多く、ある病院では、ADHDだと診断され、ある病院では、アスペルガー症候群だと診断されるということは珍しくありません。

病院での診断で、特に注意が必要なのは、ほんの10~15分程度の会話で診断してしまうところです。

ですから、あえて診断にこだわるようでしたら、診断にしっかりと時間を掛けてくれるところを選ぶようにした方がよいでしょう。

病院において、ADHDと違う点は、アスペルガー症候群には、決定的な治療法というものがありません。
そういったことから、より心理療法の役割が大きくなってくるのです。

心理療法については、現時点では話を聞き入れてもらえるだけに終わるクライアント中心療法が8割以上を占めています。
たしかに話を聞いてもらうことで、気持ちが楽になるのですが、悩んでいる人の多くは、自分自身の潜在意識に必要な質問を送っていません。
つまり、解決のヒントが潜在意識の中に内在していても、それを引き出していないのです。
これが、カウンセリングを長引かせる原因になっています。

特に具体的かつわかりやすい質問で反応しやすいアスペルガー症候群の人にとって、どれだけ質の高い質問ができるかが、問題解決において重要なカギなのです。

ですから、セラピストが代わりに、悩みを持つ人の脳の潜在意識へ質問を送るということが重要になってきます。

このことで、解決への糸口が早期に見つかり、早期解決に結びつくのです。