インナーペアレンツとの決別
○インナーペアレンツとの決別

子供の最大の関心事は親からの愛です。
ですので、子供は親にいつも意識を向けています。
つまり、それだけ親の影響を受けやすい環境にいるのです。
親から受ける言葉は全てにおいて、「その通りの人間になる」という親からの暗示となります。
それが良くも悪くもです。


「おまえは何をやってもダメだな」

これもりっぱな暗示ですので、その通りの人間になろうとしてしまいます (それがたとえ親の本心でなかったとしてもです) 。
それがたとえ、その子供が本当になりたい姿でなかったとしても、親の暗示の通りの人間に子供は育ちます。

「私は何をやってもダメな人間なんだ」

このように、子供はその親の言葉を受け入れてしまいます。
この親からの暗示でコントロールされたままの状態が、大人になってからも、時としてその人の人生に大きな悪影響を与えてしまいます。
それがたとえ、親は良かれと思ってしたことでも、その教えが悪い方向に働いてしまうことは多々あるのです。
そして、その状態から逃れるためには、自分自身の心の中に住んでいる親との別れが必要になります。
それがこの“インナーペアレンツとの訣別”というワークです。
このワークで、自分の心の中に住む親と訣別するわけですが、それは自分の親を憎んだり、親のせいにするということではなく、

「親も人間であり間違いを犯す存在なんだ」

と認識し、親と対等の立場になることです。
そしてそれにより、自分にはもう親の助けはもう必要ないということを知り、精神的に自立していきます。