解決志向ブリーフセラピー
○解決志向ブリーフセラピー

「あなたには問題を解決するためのリソース (性格、能力など) が既に備わっている」

これが、解決志向ブリーフセラピーの基本概念です。
これまでの心理療法は、問題となる原因に焦点をあててきました。
しかし、原因ばかりを追究するのは、その人の短所ばかりを追及していることになり、建設的な発想だとはいえません。
それに問題の原因というものは、実はひとつではありません。
問題というものは、多くの原因の積み重ねにより生まれますので、非常にいろいろなことが複雑に絡んでいることが多いのです。
ですので、問題をさぐることは、根本的な解決に結びつかず、それどころかさらに問題が深刻化してしてしまいます。
例えば、認知療法にしても自分の物の見方を検討するというところから始まります。
しかしこれも原因からのスタートですので、とても時間がかかります。
解決志向ブリーフセラピーの「ブリーフ」という言葉は「短い」という意味があります。
つまり、短期間での問題解決がこの解決志向ブリーフセラピーの特徴です。
解決志向ブリーフセラピーでは、あなたが現在かかえている悩みの原因に焦点を当てるのではなく、むしろあなたがもっている長所や、あなたが元々持っているにもかかわらず気づかずにいた潜在的な能力に焦点を当てます。

つまり問題が起こらなかったときの状況に焦点を当て、問題が起きているときとどのような点で違うかということを、徹底的に探っていくのです。
つまり「どうしたらうまくいく」ではなく、「うまくいったらどうなっている」という視点です。
原因がひとつでないとしたら、逆も真なり。問題解決の糸口も実に多くあるものです。
それに人間の脳は、複数のものに一度に集中することができません。
ですので、問題の解決の糸口が見えてきて、それに意識が集中するようになると、問題の原因のことへは意識が集中しなくなっていきます。
つまり、「あなた自身が幸せだと感じる時間」が増えていくのです。
ハッピージーニアスでは、この解決志向ブリーフセラピーの概念を、さまざまな心理療法の中に取り入れています。
この解決志向の概念を他の心理療法の中に取り入れることで、驚くほどその効果を体感することが可能となるのです。