ADHDの症状について
○ADHDの治療法


■薬物療法

代表的な治療法は、薬物療法です。
しかし、薬の効き目は一時的です。
薬はADHDを治すためのものではありません。

そもそもADHDとは脳の仕様ですので、薬によって治るというものではありません。


■心理療法

薬物での治療をしない選択としてまず考えられるのがこの心理療法です。
しかし、どのような心理療法が効果的なのかという情報については、ほとんどの人が知りません。
それは、たくさん出版されているADHD関連の本を読んでいただければ明らかです。

「カウンセリングは必要です」
「自己評価を高くするには、心理療法がよいです」
「心理療法はADHDの人向きの仕事を見つけるのに役立ちます」


このようなことが多くの本に書かれてはいるものの、実際のところどのような心理療法が効果的なのかは、ほとんど触れていませんし、それを理解している人がほとんどいません。

ではなぜこのような情報不足に陥るかといいますと、それは視野の狭さによるものです。
これは多くのADHDを扱った本を読んでいただくとわかりますが、

「多動で困っている」
「衝動で困っている」
「不注意で困っている」


など、まずほとんどの本はADHDの問題そのものへ焦点を当てます。
そしてそのことで、失敗談や、困った症状などにかなりのページ数を使います。
その次に解決法として、おおよそ書かれているのが、薬物療法についてですとか、サプリメントや生活の中での改善案などです。
中には、より優れた問題の解決へ焦点を当てた本もありますが、心理療法を詳しく紹介した本はありません。
そうしたことから、これらの本を読む人の多くが

「こういう解決方法しかない」
「こういう治療法しかない」


と認識してしまうのです。
この視野の狭さが、問題の解決をさらに遅らせています。
また、そうしたことから、ADHDに関連した本では、心理療法を受ける上での判断基準を見つけることができないのです。
では、どうすればよいか・・・。

まず、ADHDの症状で困っているのでしたら、ADHD関連の本から得られる解決法以外にも問題を解決する方法があることを知ることです。

また、多くの心理療法は、話を聞き入れてもらえるだけに終わるクライアント中心療法が中心で、それが約8割を占めています。
たしかに話を聞いてもらうことで、気持ちが楽になるのですが、悩んでいる人の多くは、自分自身の潜在意識に必要な質問を送っていません。
つまり、解決のヒントが潜在意識の中に内在していても、それを引き出していないのです。
これが、カウンセリングを長引かせる原因になっています。

ですから、セラピストが代わりに、悩みを持つ人の脳の潜在意識へ質問を送るということが重要になってきます。

このことで、解決への糸口が早期に見つかり、早期解決に結びつくのです。

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